2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

看護師等の業務内容の変化イメージ

中医協で病院医療従事者の負担軽減について議論がありました。来年度の診療報酬改定で看護職員等の勤務の負担軽減を要件とする点数ができる可能性がでてきました。 平成19年12月にだされた「医師及び医療関係職種と事務職員等との間等での役割分担の推進につ…

一般病棟の患者100人対看護要員数

入院基本料の区分ごとに、実際配置されている看護要員数を示したグラフです。 この数年の看護補助者の増加が目立ちますね。ちなみに、 看護要員とは、看護職員 + 看護補助者 看護職員とは、看護師 + 准看護師 (画像をクリックすればダウンロードできます)…

診療報酬の点数から見た医療機関間での役割分担

医療機関の連携を評価する診療報酬点数が一目でわかるようにつくられた図です。 連携の際の点数算定は結構複雑ですから、このような図はありがたいです。 (画像をクリックすればダウンロードできます) 出典:2011年4月20日 中央社会保険医療協議会総会(資…

病棟ごとの在院日数90日超え患者の割合

医療施設・介護施設の利用者に関する横断調査より。医療療養病棟と一般病棟(13対1、15対1)との違いです。診療報酬のルール(90日を超えると出来高から包括になる)のせいでしょうけど、在院日数が90日を超える患者の割合は介護保険の医療療養病床のほうが…

規制仕分け(訪問看護ステーションの一人開業)

規制仕分けに訪問看護ステーションの一人開業がテーマに取り上げられました。 結果は改革の方向性: 一定の要件の下で一人開業を認める。 留意点: 24時間対応において近隣の医師等との連携を進めるということ等を要件とすべき。となりました。 この結論に…

区分支給限度基準額に関する調査結果の概要

8ページ目をご覧ください。区分支給限度基準額を目いっぱいに使っている状況に対し、ケアマネがどう考えているかをまとめた資料です。ケアプランの評価が看護職である場合と社会福祉士・介護福祉士である場合とでずいぶん異なった結果がでています。提供量の…

特殊診療設備の病床規模別保有状況

ICUやNICUなどの高度な特殊診療を行う病床の分布をみたグラフです。 ICUと外来化学療法室は、施設の病床規模が大きくなるほど、施設あたりの病床数も増えますが、他はそうでもないですね。小さい病院が頑張っているのは心臓や脳卒中の集中治療室。専門病院が…

入棟前、退棟後の居場所

災害支援で忙しく、久しぶりの更新になってしまいました。すみませんでした。 さて、 それぞれの病棟に入棟する前にどこにいたか、退棟後にどこにいったかを示した図です。 7対1や10対1の病棟は、在宅からのダイレクトに入院、在宅に帰っていく患者が圧倒的…

手術前・手術後の平均在院期間

手術のための入院期間もずいぶん短くなってきました。術前の在院期間は2割、術後の在院期間は3割も短縮です。 この傾向はさらに強まっていくことでしょう。最近は外来経由で手術し終わってからはじめて入院というのも増え始めています。 (画像をクリックすれ…

入院中の患者の状況(看護必要度)

7対1、10対1、亜急性期での看護必要度を比較したものです。7対1が変化が最も激しいです。ただし入退棟の時点では10対1のほうが高い値がでています。 (画像をクリックすればダウンロードできます) 出典:2011年3月9日 社会保障審議会医療部会(資料)より