2011-01-01から1年間の記事一覧

認知症患者の病床割合

認知症の患者さんの三分の二は、精神病床に入院していますね。これでいいのかどうか??直近では、総数は減っています。その分在宅にということでしょうか? (画像をクリックすればダウンロードできます) 出典:2011年6月17日 中央社会保険医療協議会慢性期…

精神病床入院患者の疾病別内訳

統合失調症の入院患者が減ってきています。代わって認知症が増加。どんどん精神病床の構造が変わっていきそうな予感。 (画像をクリックすればダウンロードできます) 出典:2011年6月17日 中央社会保険医療協議会慢性期入院医療の包括評価調査分科会資料より

認知症高齢者の増加

認知症で、日常生活自立度が?以上の人数の推計です。今とくらべ、わずか20年度には2倍近くに増えるとのこと。でも支え手の数は減っていく。今の延長ではなく、大きく考え方を代えないと対応できないような気がする。 (画像をクリックすればダウンロードでき…

各国の介護施設・高齢者住宅の状況

こういう資料をみたかった。なるほど日本は介護保険施設は結構充実しているのですが、高齢者向け住宅が足りないわけですね。これからは、施設ではなくて、高齢者の住む場所を充実させようという方針で臨むべきなんでしょうね。 (画像をクリックすればダウン…

高齢者向け住宅と施設

高齢者向け住宅や施設の種類別の数の割合を一覧にしています。 まだまだ住宅が少ないと感じます。旧医療施設である、介護療養型や老人保健施設は、退所することを前提としていますから、居住系サービスにはなりませんね。 (画像をクリックすればダウンロード…

救急出動件数の推移

すごい勢いで救急出動が増えていましたが、最近5年ほどでほぼ高止まりしたようです。 キャンペーンの成果でしょうか?内容は半数以上が軽症。重症は15%もありません。 (画像をクリックすればダウンロードできます)出典:2011年5月19日 社会保障改革に関す…

国民医療費の増加率の要因と賃金・物価の動向

最近の国民医療費の変化は、年齢構成の変化の影響が大きくなっていますね。 高齢化のために増える医療費を、無理やり調整して伸びを抑えているという感じがします。ちなみに、今後15年で、看護職員は今の140万人から180万人前後必要になるという見込みがあり…

平均在院日数と1病床当たり職員数〜各国の状況〜

日本、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリスの平均在院日数とベッドあたりの職員数を、掲示比較したものです。比較的有名な資料です。日本のように職員数が少ないうちは関係がありそうですが、アメリカやイギリスのように職員数がある程度多ければ関係なさ…

医療・介護の提供体制の将来像

厚生労働省が、社会保障のあり方の議論のために、一目でみられるようにまとめています。 とはいえ、見えるけどわからない!これだけわかりにくい提供体制だから、うまくいかないのかも知れませんし、 人の生活って複雑だから、ニーズに答える制度をめざせば…

療養病床の転換意向

介護療養病床は2012年度末に廃止されるので、医療療養や介護保険施設に病床転換が必要だとされました。しかし現実は簡単ではありません。実態と法律がかけ離れたとき、結局法律を変えざるを得なくなります。 すったもんだの末、今国会で議論されている介護保…

在宅サービスごとの要介護度の割合

訪問看護は要介護度が高いと一気に利用者の割合が増えます。要介護度が重いと医療的な内容のサービスの利用も増える、つまり介護と医療がともに必要ということですね。 (画像をクリックすればダウンロードできます)出典:2011年5月30日 社会保障審議会介護…

介護保険施設の平均在院日数と要介護度

要介護度は着々と上がっています。その一方で平均在院日数はあまり変わらず。 なんとなく、施設のケアの中身はそう変わらず、一方利用者の高齢化は着々と進んでいるように感じてしまいます。 (画像をクリックすればダウンロードできます)出典:2011年5月30日…

介護保険の施設・居住系サービスの定員数の推移

特養、老健、介護療養は増えず。グループホームと特定施設がずいぶん伸びています。やはり施設より地域に居住施設でしょう。 もはや介護療養は一番少ない。でもこれは制度変更に翻弄されたからか・・・。 (画像をクリックすればダウンロードできます)出典:…

日本の患者負担率

日本の患者負担は案外高く、フランスの2倍程度、アメリカやイギリスより2〜3割も高いというデータです。いま、患者負担を上げようという議論がありますが、考えものですね・・・。 (画像をクリックすればダウンロードできます)出典:2011年5月18日 中央社会…

低医療費でも世界一の日本の医療

中医協の診療側委員らが提出した「わが国の医療についての基本資料」から。 外国と比較すると日本の医療水準がいかに高いかを訴えています。OECD Health Dataでは最も高い評価 多くの疾患で最も低い死亡率 病気による社会的損失も低い低医療費でこれだけの成…

高齢化にもかかわらず低水準の日本の総医療費

中医協の診療側委員らが提出した「わが国の医療についての基本資料」から。 外国と比較すると日本の医療費がいかに低く抑えられているかを訴えています。高齢化の割にずいぶん低い医療費 保険料や税金で賄われる医療費の低さ 一人あたりの医療費の低さ医療保…

精神疾患の患者数と平均在院日数の推移

精神疾患の患者が、この10年ほどで5割ちかく増えています。特に外来が急増です。 一方平均在院日数は大幅に低下。 精神科医療に構造改革?が起きつつあることを感じます。 (画像をクリックすればダウンロードできます) 出典:2011年5月18日 中央社会保険医…

複合サービスのイメージ

最近、小規模多機能型居宅介護と訪問看護を組み合わせ泊まり、通い、訪問のサービスを、看護・介護で一体的に運用できる仕組みが検討されています。介護保険法改正や介護報酬改定で、 街中にそんな施設ができるといいなと思います。イメージ図 (画像をクリッ…

看護師等の業務内容の変化のイメージ

中医協の資料ですが、厚生労働省が看護師等の業務をどのようにとらえているかがわかる図です。従来より、救急医療などにおけるトリアージ等が増え、 ベッドメーク、物品の搬送、薬事彩医療機器の管理等が減っているとみていることがわかります。 イメージ図 …

労働者の賃金格差

都道府県ごとにみると、すごい差ですね。 医療福祉分野でみると、一番高い東京と一番低い青森は、おおよそ3:2。 介護職員の事業所種ごとの違いをみると、 高いのが施設関係、低いのが在宅関係。これは実感通りかな。 (画像をクリックすればダウンロードで…

介護職員の賃金

介護職員数の最近は伸びが鈍くなっている原因の一つは賃金ではないでしょうか。 決まって支給する現金給与額をみると医師 875,000円(40.5歳) 看護師 321,900円(36.0歳) PT・OT 274,200円(31.6歳) ホームヘルパー 210,600円(37.0歳) (画像をクリックすれ…

介護職員数の推移

介護職員数は、介護保険制度がスタートした時と比べ2倍以上に増えています。しかし最近は伸びが鈍くなっているような感じがします。増加は主に居宅サービスですね。しかし居宅サービスでは非常勤職員のほうが多いのも特徴です。 (画像をクリックすればダウン…

医療法改正の主な経緯

医療法は昭和23年の制定以来、大きく5回改正されています。 その経緯をまとめてくれました。ありがたい! (画像をクリックすればダウンロードできます)出典:2010年12月17日 医療計画の見直し等に関する検討会(資料2)より

4疾病5事業

医療法により、4疾病5事業については医療計画に明示し計画的に連携体制を構築することとなっています。その内容をまとめた資料です。4疾病 がん 脳卒中 急性心筋梗塞 糖尿病 5事業 救急医療 災害時における医療 へき地の医療 周産期医療 小児医療(小児…

基準病床数に対する病床数の推移

医療計画により2次医療圏ごとに基準病床が決められており、これを超える病床がある地域は、病院の開設や増床が許可されません。 ちなみに、現在の基準病床数の算定式は<一般病床> ((性別・年齢階級別人口)×(性別・年齢階級別退院率)×(平均在院日数×0.9…

規模別にみた二次医療圏ごとの流出患者割合(人口・面積)

基準病床数を計算する際、流入患者数・流出患者数が必要です。 2次医療圏の規模ごとに、その割合をみてみましょう。 人口規模でみると 小さい2次医療圏からは3分の2の患者が別の医療圏に受診していることがわかります。過疎地では医療資源が少ないのでしょう…

介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方について 中間まとめ

問い合わせが結構あったので、この中間報告を載せることにしました。 介護職員等がたんの吸引などを行えるよう法律改正をしようという提案です。今の国会で議論される介護保険法の改正にあわせて行われる予定です。 しかし、これでいいのでしょうか・・・ 実…

介護報酬の地域区分ごとの事業所割合

診療報酬は全国一律に1点=10円で換算しますが、介護報酬には地域によって、単位の単価が異なります。 このように都心など人口の多い地域が単価が高いように設定されています。 さて、事業所ごとにこの分布をみると、施設サービスは単価の低いところにも多く…

特定看護師(仮称)の活動のイメージ

「特定看護師(仮称)」に関心をもっている看護職は多いと思います。でもどんなしくみを目指しているのかはあまりよく分からないという方が大半ではないでしょうか。 厚労省が「チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ」に、いままで議論して…

第1次補正予算(厚生労働省分)

災害対策のための平成23年度の第1次補正予算が5月2日に成立しました。病院や施設に関しては、以下のようなものがあります。仮設診療所等の整備 応急仮設住宅等で、デイサービスや生活支援等を行う拠点の整備 被災した病院や施設の普及のための国庫補助 停電…