規模別にみた二次医療圏ごとの流出患者割合(人口・面積)

基準病床数を計算する際、流入患者数・流出患者数が必要です。
2次医療圏の規模ごとに、その割合をみてみましょう。


人口規模でみると
小さい2次医療圏からは3分の2の患者が別の医療圏に受診していることがわかります。過疎地では医療資源が少ないのでしょうか。はたしてこれで医療圏といえるのでしょうか?


面積規模でみると
小さい医療圏ほど流出が激しいですね。最大で約半数です。移動のしやすさが影響しているのでしょう。

このデータをみると、2次医療圏のあり方そのものを考えないといけないように思えてきました。


http://www.mike.or.jp/INDEX/20101217IS-K-IKM-2-10.pdf
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出典:2010年12月17日
医療計画の見直し等に関する検討会(資料2)より