OECD諸国の中の日本


人口当たりの病床数はダントツの多さ。まさしくこれが日本の医療提供体制の特徴です。急性期病床に限っても、長期療養病床に限っても最も多い国です。
http://www.mike.or.jp/INDEX/20101202SH-IR-19.pdf

http://www.mike.or.jp/INDEX/20101202SH-IR-20.pdf
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しかし、人口当たりの医師数・看護師数は平均程度しかいません。
ですから、病床あたりの医師や看護師数が極端に少なくなります
⇒ http://d.hatena.ne.jp/MasahiroIshida+NP/20110213

http://www.mike.or.jp/INDEX/20101202SH-IR-21.pdf
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以上のことから、政策的な観点で見たときには、医師や看護師の数そのものの少なさではなく、ベッドの多さこそが問題となり、病床削減の意見につながっています。

OECD経済協力開発機構、ヨーロッパ諸国を中心に日・米を含め30ヶ国の先進国が加盟する国際機関です。


出典:2010年12月2日
社会保障審議会医療部会(資料)より