おなじ対GDP割合のデータでも、昨日のとは違った姿が見えてきます。
GDPに対する割合から見ると、日本は医療に関しては諸外国と比較すると少なめなものの極端というわけではないようです。むしろ介護にかけるお金の少なさが際立ちます。
ただ、日本の実態は病院が介護や福祉の役割を兼ねています。
このことを考えると、日本がめざすべきは、医療が担っている介護・福祉の領域をちゃんと介護・福祉に切り分けたうえで、急性期医療をしっかりと充実させることのように思えてきました。
(画像をクリックすればダウンロードできます)
出典:2011年2月5日
社会保障改革に関する集中検討会議(資料6)より