3交代制から2交代制へと変化してきたことがよくわかります。 いまや2交代が3分の2をしめるようになりました。 当直はほぼなくなりました。 (画像をクリックすればダウンロードできます) 出典:2011年4月20日 中央社会保険医療協議会総会(資料5-2)より
介護給付費部会の井部委員が提出した資料。事実上日本看護協会の要望書と考えていいでしょう。 医療ニーズの高い要介護(支援)者が安全・安心な在宅療養生活を継続できるよう、地域包括ケアシステムにおける医療と介護の連携体制を充実させること 訪問看護…
中医協で病院医療従事者の負担軽減について議論がありました。来年度の診療報酬改定で看護職員等の勤務の負担軽減を要件とする点数ができる可能性がでてきました。 平成19年12月にだされた「医師及び医療関係職種と事務職員等との間等での役割分担の推進につ…
入院基本料の区分ごとに、実際配置されている看護要員数を示したグラフです。 この数年の看護補助者の増加が目立ちますね。ちなみに、 看護要員とは、看護職員 + 看護補助者 看護職員とは、看護師 + 准看護師 (画像をクリックすればダウンロードできます)…
医療機関の連携を評価する診療報酬点数が一目でわかるようにつくられた図です。 連携の際の点数算定は結構複雑ですから、このような図はありがたいです。 (画像をクリックすればダウンロードできます) 出典:2011年4月20日 中央社会保険医療協議会総会(資…
医療施設・介護施設の利用者に関する横断調査より。医療療養病棟と一般病棟(13対1、15対1)との違いです。診療報酬のルール(90日を超えると出来高から包括になる)のせいでしょうけど、在院日数が90日を超える患者の割合は介護保険の医療療養病床のほうが…
規制仕分けに訪問看護ステーションの一人開業がテーマに取り上げられました。 結果は改革の方向性: 一定の要件の下で一人開業を認める。 留意点: 24時間対応において近隣の医師等との連携を進めるということ等を要件とすべき。となりました。 この結論に…
8ページ目をご覧ください。区分支給限度基準額を目いっぱいに使っている状況に対し、ケアマネがどう考えているかをまとめた資料です。ケアプランの評価が看護職である場合と社会福祉士・介護福祉士である場合とでずいぶん異なった結果がでています。提供量の…
ICUやNICUなどの高度な特殊診療を行う病床の分布をみたグラフです。 ICUと外来化学療法室は、施設の病床規模が大きくなるほど、施設あたりの病床数も増えますが、他はそうでもないですね。小さい病院が頑張っているのは心臓や脳卒中の集中治療室。専門病院が…
災害支援で忙しく、久しぶりの更新になってしまいました。すみませんでした。 さて、 それぞれの病棟に入棟する前にどこにいたか、退棟後にどこにいったかを示した図です。 7対1や10対1の病棟は、在宅からのダイレクトに入院、在宅に帰っていく患者が圧倒的…
手術のための入院期間もずいぶん短くなってきました。術前の在院期間は2割、術後の在院期間は3割も短縮です。 この傾向はさらに強まっていくことでしょう。最近は外来経由で手術し終わってからはじめて入院というのも増え始めています。 (画像をクリックすれ…
7対1、10対1、亜急性期での看護必要度を比較したものです。7対1が変化が最も激しいです。ただし入退棟の時点では10対1のほうが高い値がでています。 (画像をクリックすればダウンロードできます) 出典:2011年3月9日 社会保障審議会医療部会(資料)より
病床の機能分化が始まってから20年弱。この間で長期療養患者の多くが一般病床から療養病床に移動したことがわかります。しかしまだ、一般病床に長期療養の方が残っています。また療養病床にも1年以上入院している方も残っています。在宅や介護保険施設の充実…
一般病床数より、療養+介護保険施設のほうが多いです。1990年代後半より急速に機能分化が進んでいることがわかります。それでも療養+介護保険病床が足りず、患者さんが帰るところがないという声をよく聞きます。ホントのところ、いったいどのくらい必要な…
入院してから1,2日での退院がダントツに多いですね。こういう患者さんについて、入院してから看護計画の立案をしても、計画ができるころにはもう退院してるってことだろうなぁ。外来で看護計画をたてる、最初からクリニカルパスですべてを済ますなどの工夫…
退院した時点でどのくらいの期間入院していたかをみると、一般病床では14日以内が3分の2以上である一方、半年以上の方は2%もいません。 入院期間別入院患者数と比較するとよくわかりますが、入院が長期化すると退院が難しくなることがはっきりとわかります。…
よくいわれる「平均在院日数」は、入院患者さんの在院日数の平均ではなく、おおざっぱに言えば”入退院の多さ”を示す指標です。ですから、平均在院日数の値からは病院にどのくらいの在院期間の方がどのくらい入院しているかはわかりません。上記は退院患者さ…
都道府県ごとの比較です。西高東低を言われていますがそれがよくわかります。ところで一般病床に対する回復期リハビリ病床の比率ですが、高知県が高いのは有名な話ですが、山梨県が一番でした。何か理由があるのでしょうか?? (画像をクリックすればダウン…
病床種別ごとの主な基準を一覧にしています。こういう表があると一目で比較できて頭の整理がやりやすくなります。ありがたい。 (画像をクリックすればダウンロードできます) 出典:2011年3月9日 社会保障審議会医療部会(資料)より
日本とフィリピン・インドネシアとのEPAに基づき受け入れている看護師・介護福祉士候補者が今回の国家試験に合格できなくても、滞在できる期間を1年間延長するという閣議決定です。 3月25日は国家試験の発表日です。さて、どのような結果になるのでしょう? …
震災によって、病院が壊れたり、入院患者が急増したり、派遣により人員が不足したりした場合の診療報酬の取扱いについて通知がでました。 (画像をクリックすればダウンロードできます)出典:2011年3月15日 厚生労働省保険局医療課・厚生労働省老健局老人保…
このグラフから、訪問看護が自宅での看取りを支えているという示唆を感じます。また、東京や大阪など都市部のほうが自宅死亡の割合が高いとか、九州が全般的に自宅死亡の割合が低いとかを読み取れます。人口当たりの病床数が少ないほうが訪問看護への依存が…
「訪問看護事業所の規模が小さいほど、在宅における看取り数も少ない傾向がある」と書いてありますが、当たり前ですよね。訪問ステーションの場合は、事業所の規模が多いほど訪問件数が多くなり、当然看取り数も増える可能性が高いです。審議会に資料として…
Pick-Upは社会保障関係が続いていますが、もうひとつ。 貰うほうが払うより断然多いことが一目でわかります。これでは財政破たんしてしまうわけだ。教育や社会保障にかけるお金を減らすか、自己負担を増やすかしないと持たないと思えてしまう資料です。 (画…
おなじ対GDP割合のデータでも、昨日のとは違った姿が見えてきます。GDPに対する割合から見ると、日本は医療に関しては諸外国と比較すると少なめなものの極端というわけではないようです。むしろ介護にかけるお金の少なさが際立ちます。ただ、日本の実態は病…
最近の日本のGDPの伸びはとても少ないにもかかわらず、GDPに対する医療費の伸びのもOECD諸国の中では少ない。 一方、高齢化の進展の具合はとても急速。これだけみると、日本は医療費の伸びを抑制しすぎているように思えます。 (画像をクリックすればダウンロ…
まだ案の段階ですけど、結構参考になります。特に実践的事例集のところ。内容や効果、運営等が要領よくまとめられている感じがします。栄養サポートチーム、リハビリテーションチーム、薬剤師の連携、認知症、医療安全、せん妄、社会福祉士の病棟配置等など2…
これは、特定看護師の議論をするときに欠かせない資料です。昨年9月にチーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループでまとめられたもので、203項目の医療処置項目のうち、それぞれが実際に誰が行っているか、今後誰が行ったらいいかを調べたもので…
国民医療費の収入と支出がどなっているかを一覧にしてくれました。 僕たちが給料から天引きされている保険料分では、国民医療費の4分の1くらいしか賄えません。がん・循環器・呼吸器の上位3位までの疾病に対する医療費だけで、もうその収入を超えています…
この20年間くらい、病院だと医師数は増えているのですが39歳以下の医師に限っていえば増えていませんね。平均年齢も徐々にアップ。一方、診療所は40〜60歳のベテラン医師と70歳以上の大ベテラン医師が大幅に増加しています。 (画像をクリックすればダウンロ…